尾鷲市の少し先、三木里という美しい場所に「小川耕太郎∞百合子社」はあります。小川さんの扱っている蜜蝋ワックスや、床材、壁材について、いろいろとお話を伺いたいと思い、小川さんのご自宅を訪問しました。
小川さんのご自宅は三木里の集落にある古い民家を改装したもので、実験場のようになっています。会社で扱っている材料を実際に小川さんが生活の中で使いながら、試行錯誤を重ねているのです。商品写真もご自宅で撮影しており、自宅がショールームのようにもなっています。
リビングの天井は2m程度しかなく、とても低いのですが、それが空間の密度をぎゅーっと上げているように感じました。リビングからはウッドデッキに出る事ができるので、閉塞感は感じませんでした。昔は地べたに座ったので、天井は低くても良かったんですよね。
ウッドデッキの材料はスギで、デッキには向かないように思いましたが、まめに水洗いすれば長持ちするみたいです。栗もいいと教えて貰いました。これまで、ウッドデッキはウリンやジャラなどの外国産材だと思っていたのですが、これからはスギとか栗を使いたいと思いました。やっぱ国産だなと。
その他、床材や壁材、木製のブラインドなども見せて頂きました。実際にいろいろとお話を伺って製品が使われているのを見るとぜひ使ってみたいなあと思いますね。