文楽さんを見学させて頂きました

埼玉県の上尾市にある酒蔵、文楽さんを見学させていただきました。上尾の駅から歩いて10分程度の街中にある酒蔵で、お蕎麦屋さんを併設している施設です。

本社へのアプローチがとても綺麗に作られています。こちらの酒蔵は衛生面で非常に気を使っているので参考になる、というわけで見学させていただきました。

本社のエントランスは天井も高くて明るい空間でした。酒蔵というと木造の古い建物で造っている印象があるかと思いますが、現代の酒造りは建物も設備も最新鋭です。

文楽さんの社長のお話を聞いた後、酒蔵の中を見学させて頂きました。衛生面で気を使っているだけあって、白衣と帽子、靴カバーを身につけての見学です。醸造タンクを見学させて頂いているところです。

日本酒はこれまで伝統的な製法で作られてきた歴史があるためか、まだまだ他の食品に比べると衛生的な点で遅れをとっている面があるようです。文楽さんは衛生面ではかなり先進的な取り組みをされています。

ここがお酒を瓶に詰める作業をしている場所ですが、他の場所とは透明なシートで区画されています。食品工場では一般的かもしれませんが、製造ラインを区画するのはなかなか大変そうです。素晴らしい。

しかしながら、衛生的につくるには製法が限定されてしまうらしく、そこが難しいところみたいです。これが酒造りの思想ですね。何を重視するか。

酒造りの思想と施設との関係について考えさせられる見学となりました。なかなかに深い酒蔵の世界、ますます興味が出ました。

 

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