床に陶琴を貼りたいという希望が文京区のあるお寺のご住職から出てきました。
陶琴?どうやらボーダタイルのようなものを敷き並べて、その上を歩くとカラカラと良い音がするようなものだそう。そして、伊賀長谷製陶というところで手に入ると。
どう施工すれば良い音がでるのか、実際に見に行かないと分からないということで、伊賀まで行くことにしました。
断面が30ミリ角のボーダータイルですが、長さが230ミリなので、7本並べると、隙間が開くのです。それでカラカラなる。さらに下地には、骨材として砂利が使われていて、少しボコボコしていました。
長谷製陶さんには大きな登り窯があり、元々は茶器が有名だったそうですが、最近では土鍋などの耐熱陶器で有名です。
丸柱という変わった名前の山あいの里では、ご飯が美味しく炊ける土鍋が作られていました。あ、タイルを見にきたんだった。