滋賀県長浜市にある谷一木材さんの不燃木材を製造している工場を見学させていただきました。不燃木材は大きな規模の建物や都市部で防火地域指定のある地域での建物などに使える材料ですが、国産のスギやヒノキを不燃加工しているとことって以外に少ないんです。
木材を不燃加工するには、薬剤を木材に染み込ませる必要があります。しかしながら、しばらくするうちにこの薬剤が原因で白華(表面に白いシミのようなものが出る)してくることが不燃木材の問題だそうです。
そこでさまざまな会社がさまざまな方法で不燃木材を作っているのですが、谷一木材さんのすごいところは、塗料メーカーと白華を抑える塗料を開発したことのようです。
谷一木材さんでは木材を最終的な寸法に加工した状態で不燃処理をします。さまざまな寸法の材料はロット番号を付けて管理されています。
見せて頂いた材料は特になんの変哲もないスギ板のように見えました。それが本当に素晴らしいと思いました。木材は燃えることが最大のデメリットだったわけですが、このような技術がもっと認知され金額が下がれば、簡単に都市を木質化できるんじゃないかと思いました。不燃木が都市の風景を変える日が来ますよ。
木材の不燃加工ができるなんて初めて知りました@@;すぎだらの海野さんのもっくる処理はこの間知りましたが。。。不燃加工はどんな木材でも可能でしょうか?
スギとヒノキは製品としてありましたが、どんな木材でもできるかどうかは分かりません。