林業塾に参加しました

2019年の9月末に三重県の速水林業主宰の林業塾に参加してきました。林業塾は林業や木材関係者が3泊4日のスケジュールで、さまざま講師の授業を朝から晩まで受ける塾です。

建築の設計者としての参加は僕だけでしたが、日本の林業の現状と課題、さまざまな取り組みについて学ぶことができました。木のことを知ることによって、木をうまく使えるようになれば良いと思い参加しました。

講師の先生は、林野庁など行政の方から民間企業の方までさまざまで、いろんな角度から林業の現状や課題、新たな制度や取り組みなどを聞くことができました。

速水さんの森を見せて頂いたり、作業現場の見学させて頂いたりとフィールドワークもありました。速水さんはいち早く海外の最新の林業機械を導入して林業の効率化を目指しているので、海外の重機も多く見られました。

苗も自前で作っていて、さまざまな工夫について説明して頂きました。実は技術的に難しいらしく、コストをかけずに苗を育てられることを聞きつけて大企業が見学に来るそうです。真似してもうまくいかないみたいですが。

製材所の見学もさせて頂きました。地元の製材所へは、森林組合おわせの濱田さんが案内してくれました。「海田さん!尾鷲の木使って〜」と宣伝も忘れない濱田さん。

製材機を扱うのも熟練の技術が必要で、どのように製材するかはそれぞれの製材所によって異なります。

朝から晩まで、座学からフィールドワークまで、最後は飲み会。しんどかったけど楽しい3泊4日でした。ぜひおすすめです!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です