平成30年の6月の初旬に「かいだミュージアム」と題した展覧会を文京区関口の我楽田工房にて開催させて頂きました。たくさんの方にお越しいただけました。ありがとうございました。
「カイダ建築設計事務所 一級建築士事務所」を設立して、気がつけば10年が経ちました。あっという間な気もしますが、なんとか続けてこられました。そんな節目の年に、これまでやってきたことを総覧できるような展覧会にしたいと思いました。一番目立つ正面にはカイダ建築設計事務所の仕事パネルを貼りました。(写真:栗原論)
そして、結成して5年になる「ミエケンジンカイ」の展示もさせて頂きました。これは床に並べた「杉の木の耳」パンの耳のような意味での耳です。丸い木から四角い柱や梁を取り出した残りの部分です。ミエケンジンカイでのプロジェクト「きつつき」で出会った材料です。
まだまだ趣味の域を出ませんが、「海田商店」というのをずっとやってみたいと思っていて、これを機にみなさまに少しお見せすることができました。これは「碁石抜石」熊野で採れる那智黒石の碁石を抜いた部分。こういう面白い素材や建材、職人などを紹介することができればと思っています。
これは、今回作った「くみぐま」カイダモデル。「くみぐま」は我楽田工房を運営するボノさんの事業の一つですが、「建築家が手を動かして作るのは図面と模型でしかない」をコンセプトに作りました。
これからもよろしくお願いいたします。