以前、丹沢の森を見せていただいた諸戸林業さんに、今度は三重の森を見せて頂きました。諸戸林業さんは本社は桑名にありますが、製材所は芸濃町、山は関の奥(住所はちょっと分かりませんが、、、)にあります。
丹沢の森では、笹原さんにチェーンソーで木を切ってもらいましたが、製材所では、森下さんに製材機に乗って製材してもらいました。実際に人が乗って前後に動くタイプで、長いものも製材できる機械です。
こちらは元々あった製材所を諸戸林業さんが借りているようでしたが、びっくりしたのは、数年前にお邪魔した「ちょうなはつり」の向井さんの工房と同じ敷地内だったことです。ちょうど向井さんがいらしたので、ご挨拶もさせて頂きました。
わざわざ丹沢から笹原さんも駆けつけてくださりました。こちらの問題は、さまざまな理由でここに何年も眠っている在庫たちです。すでに製材されているので、これらをそのまま使うしか方法がなく、どうしたもんかと思っているみたいでした。
製材所を見せていただいた後は、車で20分くらい離れた場所にある山を見せて頂きました。諸戸林業さんは関から加太あたりまで続く広大な山を持っていて、順番に森を管理しています。お会いできませんでしたが、おじさんがたった一人で。。。
鈴鹿川の上流になるんだと思いますが、綺麗な川沿いを歩いて森へ。普通の格好で行ったのであまり奥へは行きませんでしたが、丁寧に枝打ちされた杉がまっすぐに伸びていました。
森の管理事務所周辺には、いくつかの建物が立っており、昔は別荘として使っていた住居や、蔵のようなものもありました。笹原さんや森下さんは、多くの方に諸戸林業を知ってもらいたいと思っているので、美しい森をみんなで見にいくツアーや、「材木フェス」みたいなイベントなどを企画できたら面白いんじゃないかと思った次第です。
楽しいこと考えたいですねー。